2022年度版
環境経営
推進体制
当社は、品質・環境・労働安全のマネジメントを統合して推進しています。その中で当社環境方針を推進するために、社長をトップとする社内体制を構築しています。そして管理責任者、部門統括責任者を任命し、各部門の業務の中に、環境活動を織り込んでいます。また、品質・環境委員会を開催し、全社の環境活動の計画・目標の立案と実績を確認しています。そして各部門からは活動の実績と計画を報告し全社の総括を行っています。

外部環境監査
環境マネジメントシステム (ISO14001認証:1997年7月) の維持向上を図るために、毎年、外部認証機関の監査を受けています。2021年度の監査結果は「システム適合及び向上」という評価でした。

環境経営監査
東芝グループは、環境総合監査システムを構築し、環境経営の推進と法令遵守の徹底をはじめとしたリスク管理の強化を図っています。親会社の東芝インフラシステムソリューション(株)より監査員が来訪し環境負荷施設の管理状況、及び遵法状況を確認されます。2021年も2020年同様リモートでの監査となり、遵法を中心に実施されました。(施設についての監査は自社での確認結果の内容確認のみ)監査結果は、遵法は問題なく、施設において改善点が2件ありました。今後も継続的改善を進めていきます。

環境人材の育成
当社は、企業の環境経営における様々なニーズに応える総合環境ソリューション企業として事業を進めている中で、廃棄物処理を事業の柱としているので、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)について入社時及びその後の業務に応じて教育を実施しています。またそれ以外にもPCB、石綿等の有害物質の調査/除去、建屋等の解体等など多岐にわたっており、各事業に関する法令等についても最新の情報を収集し、周知徹底しております。さらにISO14001内部監査員、東芝総合環境監査 監査員の養成にも積極的に取り組んでいます。
環境汚染リスクへの対応
東芝グループでは、施設から薬品類及び廃液が漏出した時、地下への浸透又は公共用水域等への流出防止用に防液堤及び受皿等を設置しています。そして設置の際、その設備構造等の指針を定めることで、環境汚染のリスク対策を行っています。対象施設は薬品類貯蔵タンク並びに容器、廃棄物置場、薬品倉庫、薬液・廃液配管、排水処理施設、めっき装置、貯油施設、スクラバー等です。
構造物 (対象施設) | 適用数 | 準拠数 |
---|---|---|
防液堤・受け皿等 | 21 | 21 |
スクラバー | 2 | 2 |
廃棄物置場 | 12 | 12 |
薬品倉庫 | 2 | 2 |
薬液・廃液配管(m) | 111 | 111 |
貯油施設 | 10 | 10 |
本社には薬品類貯蔵タンクならびに容器及び汚水処理施設、めっき装薬置はありません。
環境構造物指針準拠率 (本社)
